ネルドリップと円錐形ドリッパー
「ネルで淹れるコーヒーは美味しい」と言われるが、その理由が分りかけてきました。
【ポイントは2点】
1)ネル布の収縮性により、蒸らし湯で粉全体を満遍なく膨らませることができる。
2)手で持ったネルを操りながら全体に満遍なくお湯を注すことで、美味しい香味成分を十分に抽出させることが可能となる。
つまり、使用するコーヒー粉に含まれてる美味しい香味成分をネルドリップは出し切る要素を十分に持っているという話です。
その(2)番目のポイントを考慮して考案されたのが、珈琲サイフォン㈱の円錐形ドリッパー「コーノ式・名門」です。
このコーノ式「名門」の構造は写真で分るように、円錐形の内部にリブが半分から下に12本延びています。このリブの高さと長さがお湯の落下速度に微妙に影響してきます。そして上部にリブを無くしてることで、お湯の流れを中心部に集めさせ、美味しい香味成分を満遍なく抽出させる役割を担わせているそうです。
一方、最近売り出してるハリオ式円錐形ドリッパーは、渦巻きの流れに似せたリブを付けて、お湯を中心部に集める工夫をしています。またリブを内部全体に伸ばしてることで、ペーパーとドリッパーの間に隙間を作り、蒸らし時の空気を逃し、ネル同様に粉の膨らみを制限なくさせる狙いが見受けられます。 
どちらも底部は1つの大きな穴が開いております。
コーノ式:直径16mm
ハリオ式:直径20mm
この穴から円錐形に作られたペーパー先端部分が抜け出し、ドリッパーの構造に遮られることなく、ネルと同じようにコーヒー液が抽出されるのも美味しさの秘密ともなっています。 
どちらの円錐形ドリッパーがより美味しいコーヒーが淹れられるのか、老舗ドリッパーか新参ドリッパーか、試してみませんか。
販売コーナー ⇒ http://www.beans510.com/shop/etc/etc-dripper.htm
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